山本貴光『世界が変わるプログラム入門』
マルバツゲームの開発を例に,プログラミングとは何かを解説する入門書。
山本貴光『世界が変わるプログラム入門』(筑摩書房, 2015)
使っている言語は擬似的なもので,実際に動かして試すことはできない。プログラムは動くことが最重要だという私の好みには合わないが,面白い試みではある。残念なのは,例がすべて手続き的なため,マルバツとはいえ,その規模がかなり大きくなってしまっていることだ。マルバツを作れるようになったくらいの人が,自分ならどうするかと考えながら読むと楽しめるかもしれない。